経済学シラバス2009年度版

担当者

高橋豊治

履修期・単位

通年4単位

講義のねらい

経済学は,人間の欲求を充たすための「物やサービス」の生産・流通・消費に関わる人間の相互行為と,それを規制する社会的枠組みを研究対象とする学問である。この講義は,前期ではミクロ経済を,後期はマクロ経済学の内容について,経済の動きを理解する枠組みを示す「理論」,経済を望ましい方向に導いていく方法を探究する「政策」を中心に講義する。

【講義の内容】

前期
経済学a
  1. Introduction:講義で扱う内容と講義の進め方,試験方法等の解説
  2. 消費者行動と需要曲線(1)消費者の最適行動による最適消費量の決定
  3. 消費者行動と需要曲線(2)所得効果,代替効果と需要曲線の導出
  4. 企業行動と供給曲線(1)企業の最適行動による最適生産量の決定
  5. 企業行動と供給曲線(2)プライス・テイカーとして行動する場合の供給曲線の導出
  6. 完全競争下での市場均衡と比較静学
  7. 余剰分析
  8. 市場の失敗(1)外部効果
後期
経済学b
  1. マクロ経済学の基礎概念
  2. 生産物市場の分析(1)国民所得の諸概念と国民所得の決定理論
  3. 生産物市場の分析(2)国民所得の決定と乗数効果
  4. 生産物市場の分析(3)生産物市場の均衡とIS曲線
  5. 貨幣市場の分析(1)貨幣の定義と貨幣の供給,貨幣の機能と貨幣の需要
  6. 貨幣市場の分析(2)利子率の決定と金融政策
  7. 貨幣市場の分析(3)貨幣市場の均衡とLM曲線
  8. IS-LM分析 生産物市場・貨幣市場の同時均衡と財政・金融政策の効果

授業の進め方

講義内容に従い基本概念・分析ツールについて解説し,理解を深めるための(数値例を中心とする)例題を解きながら進める。

成績評価

学年末試験・授業中に行なう小テスト・授業に対する貢献度(発言点)を総合して,絶対評価方式で行なう。なお,試験は,客観方式の出題とする。

使用教材

テキスト:

テキストは、使用しない。レジュメ・演習問題を教材として使用する。配布はこのサイトを通じて行い、授業時に印刷物の配布は行なわない。詳細については、初回講義時に説明する。

参考書(書名をクリックするとamazon.co.jpの該当ページにジャンプします)

《前・後期通じて》

《前期》

《後期》

など。 この他必要に応じ授業中に指示する。

受講者に対する要望

初回の講義時には,講義のアウトラインを示すとともに,より詳細な授業の進め方・試験方法・成績評価方法などについての説明を行なうので,履修希望者は必ず出席すること。